【完全版】子連れの引っ越し手続きチェックリスト|子どもの転出・転入でやること・児童手当15日ルール・医療証・保育園の転園・転校の流れ【2026年版】

段ボールが積み上がったリビングで、子どもが「新しいおうち、いつ行くの?」と聞いてくる。

その横で、「役所の手続きって、子どもの分は何をすればいいんだっけ?」と頭を抱えていませんか。

引っ越しは、大人の住所を変えるだけでは終わりません。

子どもがいると、児童手当・子ども医療費助成・健康保険・保育園や学校・予防接種など、手続きが一気に増えます。

この記事は、子どもと一緒に引っ越すママ・パパに向けて書きました。

子連れの引っ越しで必要な手続きのチェックリスト・いつまでに何をするか(期限)・転出届と転入届の流れ・児童手当の「15日」のルール・医療証・保育園の転園・小学校の転校・予防接種の予診票・よくある質問7つまで、まとめてお伝えします。

先に結論を言うと、いちばん大事なのは「引っ越した日から14日以内に転入届」と「児童手当は15日以内に新しい住所で申請」の2つです。

ここさえ外さなければ、お金の面で損をすることはぐっと減ります。

※この記事は2026年10月時点の情報です。窓口・持ち物・期限の扱いは市区町村によって違います。手続きの前に、必ず引っ越し前と引っ越し先の市区町村のホームページや窓口で確認してください。

📚 あわせて読むと安心なシリーズ記事

引っ越しで出てくる手続きは、ひとつずつ詳しく解説した記事もあります。

・児童手当の申請方法と2026年最新ルール完全ガイド

・乳幼児医療費助成(子ども医療費助成)の申請方法

・保育園の入園申請「保活」完全ガイド

💡 この記事の大事なポイント3つ

①住所の手続きは「引っ越す前に転出届」→「引っ越した日から14日以内に転入届」。同じ市区町村の中なら転居届だけ。

②児童手当は自動で引き継がれません。転出予定日の翌日から15日以内に、新しい住所で申請し直すのが基本。

③医療証・予防接種の予診票・健診の受診票は、前の市区町村のものは使えなくなるのが基本。新しい住所でもらい直す。

目次

子連れの引っ越しで増える手続きは、大きく分けて5つです

子連れの引っ越しで増える手続きは、大きく分けて5つですの図解

子どもがいる家の引っ越しは、手続きの数が多くて「どこから手をつければ…」となりがちです。

でも、中身を分けてみると、大きく5つのグループにまとまります。

  • 住所の手続き:転出届・転入届(または転居届)・マイナンバーカードの住所変更
  • お金の手続き:児童手当・児童扶養手当など、子どもの手当
  • 医療の手続き:健康保険・子ども医療費助成(医療証)
  • 預け先・学校の手続き:保育園・幼稚園・学童・小中学校
  • 健康の手続き:予防接種の予診票・乳幼児健診・妊婦健診の受診券

このうち、期限がきびしくて損をしやすいのは「お金」と「住所」です。

逆に、保育園や学校は「早めの相談」がカギになります。

つまり、手続きの種類ごとに「急ぐもの」と「前もって相談するもの」がある、ということです。

この記事では、この順番にそって、ひとつずつ見ていきます。

対象になるのはどんな家庭?同じ市内か、市外かで変わります

対象になるのはどんな家庭?同じ市内か、市外かで変わりますの図解

まず確認したいのは、引っ越し先が「同じ市区町村の中」か「別の市区町村」かです。

これで、やることの量がかなり変わります。

同じ市区町村の中で引っ越す場合

役所に出すのは「転居届」だけです。

引っ越した日から14日以内に出します。

児童手当や医療証は、多くの場合「住所の変更」を届けるだけで続けて使えます。

保育園はそのまま通えることが多く、小学校は学区が変われば転校になります。

別の市区町村へ引っ越す場合

引っ越し前に「転出届」、引っ越し後に「転入届」の2回の手続きが必要です。

児童手当・医療証・予防接種の予診票などは、新しい市区町村でもう一度申請し直します。

保育園は、基本的に新しい市区町村で申し込み直しです。

この記事では、手続きが多い「別の市区町村への引っ越し」を中心に説明します。

準備するものチェックリスト|この袋1つで窓口を回れます

準備するものチェックリスト|この袋1つで窓口を回れますの図解

役所では、いくつもの窓口を回ることになります。

ひとつのファイルや袋に、次のものをまとめておくと、窓口で慌てずに済みます。

準備するものチェックリスト|この袋1つで窓口を回れますの早見表イラスト

📱 この早見表は画像として保存できます。画像を長押し →「写真に保存」(iPhone・Androidどちらも同じ)で、いつでもサッと見返せます。

自治体によっては、前の住所の所得がわかる書類(課税証明書など)を求められることもあります。

今は、マイナンバーで役所どうしが情報を確認できるので、出さなくてよいことが多くなりました。

「必要かどうか」は、引っ越し先のホームページで「転入 児童手当」などと検索して確認しておくと安心です。

手続きの流れ|引っ越し前から当日まで5ステップ

手続きの流れ|引っ越し前から当日まで5ステップの図解

ここからは、別の市区町村へ引っ越すときの流れを、時期ごとに5つのステップで説明します。

ステップ1:引っ越しの1か月前〜|保育園・学校に伝えて相談する

まずは、今通っている保育園や学校に、引っ越すことを伝えます。

保育園は、引っ越し先の市区町村の「保育課」などに、空きや申し込みの締め切りを問い合わせましょう。

人気のエリアでは、すぐに入れないこともあるからです。

小中学生は、今の学校に「在学証明書」と「教科書給与証明書」を出してもらうようお願いします。

ステップ2:引っ越しの2週間前〜|転出届を出す

今住んでいる市区町村に「転出届」を出し、「転出証明書」をもらいます。

多くの市区町村では、引っ越し予定日の14日前くらいから出せます。

マイナンバーカードがあれば、マイナポータルの「引越しワンストップサービス」で、スマホから転出届を出すこともできます。

この場合、前の役所に行かなくてよく、転出証明書もいりません。

あわせて、前の医療証の返し方や、手当の止め方を確認しておきます。

ステップ3:引っ越し当日〜14日以内|新しい住所で転入届を出す

引っ越し先の市区町村で「転入届」を出します。

期限は引っ越した日から14日以内です。

同じ日に、家族全員のマイナンバーカードの住所変更もしてもらいましょう。

マイナポータルで転出届を出した人は、申請の状況が「完了」になってから窓口へ行くよう案内している自治体もあります。

ステップ4:転入届と同じ日に|子どもの窓口をまとめて回る

転入届を出したら、そのまま子ども関係の窓口を回ります。

児童手当・子ども医療費助成・予防接種の予診票・健診の受診票は、同じ日にまとめて済ませるのがいちばんラクです。

窓口で「子どもがいるので、子どもの手続きも全部したいです」と伝えると、回る順番を教えてくれることが多いです。

ステップ5:引っ越し後1か月以内|学校・保険・その他を仕上げる

転入届のときにもらった書類と、在学証明書などを持って、新しい学校へ行きます。

会社の健康保険に入っている人は、勤務先に住所変更を届けます。

最後に、郵便の転送・銀行・携帯電話など、生活まわりの住所変更をしたら完了です。

手続きの流れ|引っ越し前から当日まで5ステップの早見表イラスト

📱 この早見表は画像として保存できます。画像を長押し →「写真に保存」(iPhone・Androidどちらも同じ)で、いつでもサッと見返せます。

いちばん損しやすいのは児童手当|「15日」のルールを覚えておこう

いちばん損しやすいのは児童手当|「15日」のルールを覚えておこうの図解

引っ越しの手続きで、いちばん気をつけたいのが児童手当です。

児童手当は、住んでいる市区町村から支給されます。

そのため、別の市区町村へ引っ越すと、前の市区町村からの支給は止まり、新しい市区町村で申請し直す必要があります。

自動では引き継がれないので、ここは本当に注意してください。

期限は「転出予定日の翌日から15日以内」

新しい市区町村での申請は、転出予定日の翌日から15日以内が基本です。

これを「15日特例」と呼ぶことがあります。

つまり、月の終わりに引っ越しても、15日以内に申請すれば、引っ越した月の次の月の分から、とぎれずにもらえるということです。

たとえば4月30日に引っ越した場合、5月15日までに申請すれば、5月分から新しい市区町村で受け取れます。

逆に、この期限を過ぎると、遅れた月の分はもらえなくなります。

あとからさかのぼってもらうことは、基本的にできません。

書類が足りなくても、まず申請だけはする

「必要な書類がそろっていないから、また今度…」と思うかもしれません。

でも、多くの市区町村では、書類が足りなくても、まず15日以内に申請だけ受け付けてくれます。

足りない書類は、あとから出せばいいのです。

まずは窓口に行って「申請だけ先にしたいです」と伝えましょう。

なお、公務員の方は勤務先から支給されるので、勤務先での手続きになります。

くわしくは児童手当の申請方法と2026年最新ルール完全ガイドもあわせてどうぞ。

医療証と健康保険|病院に行く前に済ませておきたいこと

医療証と健康保険|病院に行く前に済ませておきたいことの図解

子ども医療費助成(医療証)は、新しい市区町村でもらい直す

子どもの医療費を助けてくれる「子ども医療費助成」は、市区町村ごとの制度です。

対象の年齢や、窓口で払うお金(自己負担)も、市区町村によって違います。

引っ越すと前の医療証は使えなくなるので、新しい市区町村で申請し、新しい医療証をもらいます。

前の医療証は、前の市区町村へ返します(郵送で返せるところも多いです)。

新しい医療証が届く前に病院へ行ったときは、いったん自分で払い、あとで払い戻しを申請できる市区町村が多いです。

領収書は必ずとっておきましょう。

くわしい使い方は乳幼児医療費助成(子ども医療費助成)の申請方法にまとめています。

健康保険は「会社員か、国民健康保険か」で変わる

パパやママが会社の健康保険に入っていて、子どもがその扶養に入っている場合は、勤務先に住所変更を届けるだけです。

国民健康保険の場合は、前の市区町村でやめる手続きをし、新しい市区町村で入り直します。

転入届と同じ日に、新しい市区町村の国保の窓口で手続きしましょう。

子どもの扶養や保険のしくみは子どもを健康保険に入れる手続きガイドもどうぞ。

保育園・幼稚園・学童・小学校|「早めの相談」がいちばんの近道

保育園は、基本的に「申し込み直し」

認可保育園の申し込みや選考は、住んでいる市区町村が行います。

そのため、別の市区町村へ引っ越すときは、新しい市区町村で入園を申し込み直すのが基本です。

引っ越し前から、新しい市区町村に「転入予定」として申し込める場合もあります。

また、引っ越したあとも、しばらく今の保育園に通い続けたいときは、「広域入所(こういきにゅうしょ)」という手続きで続けて通えることがあります。

つまり、住んでいる市区町村と違う市区町村の保育園を使うための手続き、ということです。

続けて通えるかどうかは、保育園がある市区町村が決めるので、住民票を移す前に、今の市区町村の保育課に相談してください。

申し込みの流れは保育園の入園申請「保活」完全ガイドがくわしいです。

幼稚園は、園に直接相談

幼稚園は、園に直接、退園と入園を相談するのが一般的です。

保育料の無償化を受けるための手続き(認定)は、新しい市区町村でし直す場合があります。

くわしくは幼児教育・保育の無償化ガイドもあわせてどうぞ。

学童保育は、新しい市区町村で申し込み

学童保育(放課後児童クラブ)も、新しい市区町村で申し込みます。

年度の途中だと空きがないこともあるので、引っ越しが決まったらすぐ問い合わせましょう。

申し込み方は学童保育の申し込み方法にまとめています。

公立の小中学校は、3つの書類で転校できる

公立の小中学校の転校は、次の流れが一般的です。

  • 今の学校で「在学証明書」と「教科書給与証明書」をもらう
  • 新しい市区町村で転入届を出し、教育委員会などで「入学通知書(転入学通知書)」をもらう
  • この3つを持って、新しい学校へ行く

教科書給与証明書は、新しい学校で教科書をもらうために使います。

つまり、「この子はもう教科書を受け取っています」という証明です。

転校に決まった期限はありませんが、子どもが学校を休む日を減らすためにも、早めに動きましょう。

予防接種・健診|前の市区町村の券は使えなくなります

予防接種の予診票や、乳幼児健診の受診票は、市区町村ごとに作られています。

そのため、前の市区町村でもらった予診票は、引っ越し先では使えないのが基本です。

転入届を出したら、母子健康手帳を持って、保健センターや健康の担当窓口で新しい予診票をもらいましょう。

母子手帳を見て、まだ受けていない予防接種の分だけ発行してくれます。

予防接種のスケジュールは幼児期の予防接種ガイドを、健診については乳幼児健診完全ガイドをどうぞ。

妊娠中のママがいる場合は、妊婦健診の受診券も交換が必要です。

くわしくは妊娠届の出し方と母子手帳のもらい方の「引っ越し・里帰り」のところで説明しています。

ほかに忘れやすい手続き

ひとり親家庭の児童扶養手当や、障害のある子の特別児童扶養手当、障害福祉サービスの受給者証なども、引っ越すと手続きが必要です。

受けている支援がある場合は、前の市区町村の担当窓口で「引っ越すときにすること」を必ず聞いておきましょう。

関連記事:児童扶養手当の申請方法/特別児童扶養手当とは/障害福祉サービス受給者証の取り方

引っ越しの手続きは、「思っているより時間がかかる」のがふつうです

「手続きなんて、半日あれば終わるでしょ」と思っていませんか。

実は、人は先の予定を考えるとき、かかる時間を短く見積もりやすいことがわかっています。

心理学では「計画の誤り(計画錯誤)」と呼ばれています(カーネマンとトベルスキーという研究者が示した考え方です)。

つまり、うまくいったときの流れだけを思い浮かべて、待ち時間やトラブルを数に入れ忘れる、ということです。

引っ越しシーズンの3月・4月は、役所の窓口が何時間も待つこともあります。

子どもがぐずったり、書類が1枚足りなかったりするのも、よくあることですよね。

だからこそ、おすすめは「思ったより2倍かかる」つもりで予定を立てることです。

役所に行く日は、ほかの予定を入れない「手続きの日」にしてしまいましょう。

子どもは預けられるなら預けて、無理なら、おやつと絵本を多めに持って行くとラクになりますよ。

子どもの心は「さよなら→ゆらゆら→はじめまして」の順で慣れていきます

手続きと同じくらい大事なのが、子どもの気持ちです。

引っ越しは、子どもにとって、友だち・先生・いつもの公園との「お別れ」でもあります。

人が新しい環境に移るときの心の動きは、「終わり」→「ゆらゆらする時期」→「新しい始まり」の3つの段階で進むと言われています。

心理学では「トランジション(移行)」の考え方と呼ばれています(ウィリアム・ブリッジズという研究者の考え方です)。

つまり、いきなり新しい生活になじむのではなく、その前に「お別れ」と「落ち着かない時期」がある、ということです。

だから、引っ越し前に「さよなら」をきちんとしておくと、新しい場所になじみやすくなります。

  • さよなら(引っ越し前):仲よしの友だちと写真を撮る・先生にお手紙を書く・よく行った公園に「ありがとう」を言いに行く
  • ゆらゆら(引っ越し直後):夜泣き・甘え・「前のおうちに帰りたい」が出てもOK。いつものぬいぐるみや寝る前の絵本は変えない
  • はじめまして(なじんできたら):新しい公園や図書館を一緒に探検する。「新しいお気に入り」を1つ見つける

引っ越し後しばらく、子どもが赤ちゃん返りをしたり、登園をしぶったりしても、それは「ゆらゆらの時期」のサインです。

あせらずに、少しずつ慣れていけば大丈夫ですよ。

登園しぶりが続くときは保育園・幼稚園に行きたくない!登園しぶりの原因と対応も参考にしてください。

場面別|引っ越しのころ、子どもにかけたいひと言

引っ越しを伝えるとき

「〇月に、新しいおうちに引っ越すよ。

今の保育園の友だちとはお別れになるけど、新しいお友だちにも会えるよ」

早めに、はっきり伝えるのがポイントです。

「行きたくない」と泣いたとき

「そうだよね、さみしいよね。

パパもちょっとさみしいよ」

まずは気持ちを受け止めます。

「大丈夫だよ」とすぐに言うより、安心してもらえます。

役所の待ち時間に

「今日は、〇〇ちゃんが新しい町の子になる手続きの日なんだよ。

番号が呼ばれるまで、一緒にしりとりしよう」

子どもにも「自分のための日」だと伝えると、待つ時間が少しだけ楽しくなります。

新しい園や学校の初日に

「ドキドキするよね。

お迎えのとき、いちばん楽しかったことを1つ教えてね」

「1つだけ」と決めると、子どもも話しやすくなります。

やってしまいがちなNG3つ

⚠️ NG1:児童手当の申請を「落ち着いてから」にする

転出予定日の翌日から15日を過ぎると、遅れた月の分はもらえなくなります。

書類が足りなくても、まず申請だけ出しておきましょう。

⚠️ NG2:前の市区町村の医療証や予診票を使ってしまう

引っ越したあとは、前の医療証や予診票は基本的に使えません。

使ってしまうと、あとでお金を返すことになる場合があります。

⚠️ NG3:保育園の相談を、住民票を移してからにする

住民票を移したあとだと、今の保育園に続けて通う手続きが間に合わないことがあります。

引っ越しが決まったら、すぐに今と新しい市区町村の両方の保育課へ相談しましょう。

今日からできる5つの準備

1. 「子どもの手続きファイル」を1つ作る

母子手帳・医療証・マイナンバーカード・保険の書類を、1つのケースにまとめます。

窓口で「あれ、どこだっけ?」がなくなるだけで、手続きはぐっと早く終わります。

2. 引っ越し先の市区町村のホームページで「転入 子ども」と検索する

多くの市区町村が「転入された方へ」という案内ページを作っています。

子どもの手続きが一覧になっていることが多いので、印刷しておくと便利です。

3. 役所に行く日をカレンダーに先に入れる

「引っ越した週の平日」に、手続きの日を決めてしまいましょう。

児童手当の15日の期限にも、余裕をもって間に合います。

4. マイナンバーカードの暗証番号を確認しておく

住所の変更では、カードの暗証番号を聞かれます。

子どもの分も含めて、家族全員分をメモで確認しておきましょう(メモは人に見られない場所に)。

5. 夫婦で「誰がどの窓口に行くか」を決める

たとえば、パパは住所と児童手当、ママは保育園と予防接種、のように分けるとスムーズです。

平日に休みを取りやすい方が役所へ、もう1人は子どもを見る、という分け方もおすすめです。

新しいおうちで、最初の1週間に気をつけたいこと

引っ越し直後は、段ボールや工具があちこちにあって、子どものけがが起きやすい時期です。

子どもも新しい家にワクワクして、いつもより動き回ります。

  • ベランダ・窓:足場になる段ボールや家具を窓の近くに置かない
  • コンセント・コード:電化製品をつないだら、すぐにカバーをつける
  • ドア:新しい家のドアは重さや閉まり方が違うので、指はさみに注意
  • 階段・キッチン:ベビーゲートは引っ越し当日に設置するのがおすすめ
  • 小さな部品:家具を組み立てたときのネジや部品の誤飲に注意

くわしい事故の防ぎ方は子どもの家庭内事故を防ぐ・いざというときの応急手当をどうぞ。

新しい家では、避難場所や近くの小児科、休日に開いている病院も、早めに調べておくと安心です。

防災の準備は子ども・赤ちゃんの防災準備もあわせて見直してみてください。

早見表|子連れの引っ越し手続き 準備物・窓口・期限の一覧

最後に、子どもの手続きを1枚の表にまとめました。

スマホで撮っておいて、窓口でチェックしながら使ってくださいね。

早見表|子連れの引っ越し手続き 準備物・窓口・期限の一覧の早見表イラスト

📱 この早見表は画像として保存できます。画像を長押し →「写真に保存」(iPhone・Androidどちらも同じ)で、いつでもサッと見返せます。

よくある質問7つ

Q1. 転入届を14日以内に出せなかったらどうなりますか?

A. 正当な理由なく遅れると、法律では過料(罰金のようなもの)の対象になることがあります。

それより困るのは、児童手当や医療証の手続きも遅れてしまうことです。

遅れてしまっても、気づいた時点ですぐに窓口へ行きましょう。

Q2. 児童手当の申請が15日を過ぎてしまいました。

A. 遅れた月の分は、基本的にもらえなくなります。

でも、申請した次の月からはもらえるので、気づいたらすぐに申請してください。

災害など、やむを得ない理由がある場合は認められることもあるので、窓口で事情を話してみましょう。

Q3. 引っ越し前に、新しい市区町村の保育園へ申し込めますか?

A. はい、「転入予定」として申し込める市区町村が多いです。

その場合、売買契約書や賃貸契約書など、引っ越すことがわかる書類を求められることがあります。

締め切りや必要な書類は、引っ越し先の保育課に確認してください。

Q4. 同じ市区町村の中で引っ越すときも、児童手当の手続きはいりますか?

A. 新しく申請し直す必要はありませんが、住所が変わったことを届ける必要がある市区町村もあります。

転居届を出すときに、子育ての担当窓口で確認しておくと安心です。

Q5. 子どものマイナンバーカードの住所変更は、子どもを連れて行かないとダメですか?

A. 15歳未満の子どもの手続きは、親(法定代理人)が行えます。

子どもを連れて行かなくてよい市区町村が多いですが、カードの暗証番号は必要です。

家族全員分のカードを持って行きましょう。

Q6. 新しい医療証が届く前に、子どもが熱を出したら?

A. いったん病院で自己負担分を払い、領収書をもらっておきます。

あとで新しい市区町村に払い戻しを申請できることが多いです。

保険証(マイナ保険証や資格確認書)は使えるので、病院で受診すること自体はできます。

Q7. 単身赴任でパパだけ住所が変わる場合、児童手当はどうなりますか?

A. 児童手当は、原則として家族の中で所得の高い方が受け取る人になります。

受け取る人だけが別の市区町村へ住所を移す場合、手続きが必要になることがあります。

どちらが受け取るかも含めて、今の市区町村の窓口で相談してください。

あなたの家の引っ越し、いちばん大変だった手続きは何でしたか?

「児童手当の期限を知らなくて、ギリギリだった」

「保育園が決まらなくて、しばらくパパが在宅勤務でしのいだ」

引っ越しの手続きは、家によって大変なポイントがまったく違います。

わが家は、役所の待ち時間に子どもが眠ってしまい、抱っこしたまま窓口を3つ回って、腕がパンパンになりました。

あなたの家の「引っ越しあるある」も、よかったらコメントで教えてくださいね。

まとめ

✅ 今日のまとめ

・別の市区町村へ引っ越すときは、引っ越し前に転出届→引っ越した日から14日以内に転入届。

・児童手当は転出予定日の翌日から15日以内に新しい住所で申請。書類が足りなくてもまず申請。

・医療証・予防接種の予診票・健診の受診票は、新しい市区町村でもらい直す。

・保育園は住民票を移す前に、今と新しい市区町村の両方へ相談する。

・子どもの心は「さよなら→ゆらゆら→はじめまして」。お別れの時間を大切に。

おわりに

引っ越しは、荷造りだけでもくたくたになるのに、子どもの手続きまで重なると本当に大変ですよね。

でも、期限がきびしいのは「転入届」と「児童手当」の2つだけです。

ここを押さえて、あとは窓口の人に「子どもの手続きを全部したいです」と頼れば大丈夫。

まずは今日、引っ越し先の市区町村のホームページで「転入された方へ」のページを探すところから始めてみてくださいね。

※この記事は2026年10月時点の情報をもとにしています。期限の扱い・必要な書類・窓口の名前・オンライン手続きの範囲は市区町村によって異なり、変わることもあります。必ず引っ越し前と引っ越し先の市区町村のホームページや窓口で最新の情報を確認してください。

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