「子どものメガネって、こんなに高いの…?」。
弱視(じゃくし)の治療でメガネをつくることになって、値段にびっくりしていませんか。
小さな子のメガネは、こわれにくい素材やずれない工夫のぶん、2万円〜4万円くらいすることもめずらしくありません。
でも、ここで知っておいてほしいことがあります。
じつは9歳になるまでの子の「治療用のメガネ・コンタクトレンズ」は、健康保険から「療養費(りょうようひ)」としてお金が戻ってくるんです。
弱視・斜視(しゃし)・先天性白内障の手術のあとなど、お医者さんが「治療に必要」と認めた場合が対象になります。
知らないまま全額を自分で払いっぱなしにしている方も、じつは少なくありません。
この記事では、子どもの治療用メガネの療養費支給について、どんな制度か・対象になる子・いくら戻るか(上限40,492円)・準備するもの・申請の5ステップ・更新(作り直し)のルール・窓口と期限・乳幼児医療費助成との合わせ技・コンタクトの場合・よくある質問7つまでを、疲れた頭でもスッと分かるようにまとめました。
むずかしい言葉はできるだけ使わず、読んだその日から動けるようにお伝えしますね。
※この記事は2026年10月時点の情報をもとにしています。
金額や細かい条件は、年度や加入している健康保険によって変わることがあります。
最終的には必ず、加入している健康保険の窓口やお住まいの市区町村で確認してくださいね。
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この制度で「できること」をかんたんに

まず、いちばん大事なところからお話しします。
子どもの治療用メガネの療養費支給とは、ひとことで言うと「治療のためにつくったメガネ代の一部を、健康保険があとから返してくれる制度」です。
ふだん、メガネは健康保険がきかない「自己負担」のものですよね。
でも、弱視などの治療に必要なメガネは特別あつかいで、保険の対象になります。
いったんお店で全額を立て替えて払い、あとから申請すると、決められた上限の中でお金が戻ってくるんです。
「高くて治療をためらってしまう」ということがないように、国がつくってくれたしくみなんですね。
対象になるのは、あくまでお医者さんが治療に必要と認めたメガネ・コンタクトです。
「おしゃれ用」や「予備のメガネ」は対象にならないので、そこだけ覚えておきましょう。
🌟 これだけは覚えて帰ってください(3つ)
① 対象は9歳になるまでの子の、弱視・斜視・先天性白内障術後の治療用メガネ・コンタクト
② いったん全額を立て替えて払い、あとから健康保険に申請すると戻ってくる(待っていても自動では戻りません)
③ 戻る目安は上限40,492円の7〜8割(未就学児は8割・小学生は7割)。残りも医療費助成で戻ることが多い
そもそも「療養費」ってなに?

もう少しだけ、制度の中身を見ていきましょう。
「療養費」とは、本来は健康保険が使えるのに、その場では全額を自分で払ったとき、あとから保険の分を返してもらうお金のことです。
いつもの病院なら、窓口で保険証を出せば、その場で自己負担分だけ払いますよね。
でもメガネ屋さんでは、保険証を出しても、その場では保険がききません。
そこでいったん全額を払い、「あとから保険の分をください」と申請する。
この後払いのしくみが「療養費」です。
つまり「先に立て替える→あとで戻る」という順番になる、と覚えておけば大丈夫ですよ。
なぜメガネなのに保険がきくの?
「メガネは保険がきかないのでは?」と思いますよね。
ふつうの近視のメガネは、たしかに対象外です。
でも弱視などの治療用メガネは、病気を治すための「治療の道具」とみなされます。
だから特別に保険の対象になるんですね。
手術や薬と同じように、「治療に欠かせないもの」という考え方だと思ってください。
対象になるのはどんな子?(条件)

「うちの子はもらえるのかな?」というところを見ていきましょう。
おもな条件は、次の3つです。
① 9歳になるまでの子
いちばんの基本がこれです。
対象は9歳未満(つくった日に9歳の誕生日をむかえていない)の子です。
弱視の治療は、目が育つ小さいうちが勝負だからこそ、この年齢に手厚くなっています。
9歳をすぎると療養費の対象ではなくなるので、治療中の子は早めに手続きしておくと安心です。
② 弱視・斜視・先天性白内障術後のいずれか
対象になる病名は、次の3つです。
・弱視(メガネをかけてもよく見えず、目を育てる治療が必要な状態)
・斜視(左右の目の向きがそろわない状態)
・先天性白内障の手術のあとの、見え方を整えるメガネ
いわゆる「近視だからかけるメガネ」は対象ではありません。
あくまで目の発達をうながす治療のためのメガネが対象、ということですね。
③ お医者さんが「治療に必要」と認めている
最後に、眼科のお医者さんが治療に必要だと判断していることが必要です。
その証明として、「作成指示書(さくせいしじしょ)」という書類を出してもらいます。
これは、メガネの度数などを書いた、いわば「治療メガネの処方せん」のようなものです。
この指示書がないと申請できないので、いちばん大事な書類だと思っておいてくださいね。
申請する前に「やりがちなNG」を3つ

よかれと思ったことが、かえって損につながることがあります。
先に落とし穴を知っておきましょう。
NG① 領収書を「親の名前」でもらってしまう
これはいちばん多い失敗です。
療養費は「お子さん本人の治療」なので、領収書のあて名は子ども本人の名前にしてもらいます。
うっかり親の名前でもらうと、作り直しをお願いすることになり、二度手間になります。
お店で支払うときに「子どもの名前でお願いします」と、ひと言そえるのがおすすめです。
NG② 「作成指示書」をもらい忘れる
眼科でメガネを処方してもらったあと、作成指示書をもらわずに帰ってしまう方がいます。
指示書がないと、どれだけ領収書があっても申請できません。
診察のときに「療養費の申請に使う作成指示書をください」と伝えておきましょう。
コピーではなく、原本が必要なことが多いので、大切に保管してくださいね。
NG③ 医療費助成だけで済むと思い込む
「子どもの医療費は助成で無料だから、手続きはいらないよね?」と思い込むのも危険です。
メガネ代は、まず健康保険の療養費に申請し、そのあとで乳幼児医療費助成に回す、という二段がまえになります。
療養費の申請をしないと、助成の分も戻ってこないことがあるんです。
順番があることだけ、頭のすみに置いておきましょう(くわしくは後半でお話しします)。
準備するもの(チェックリスト)

申請に必要なものを、先にそろえておくとスムーズです。
加入している健康保険によって少しちがいますが、基本はこの5つです。
✅ 申請に必要なもの
□ 眼科でもらう作成指示書(治療用メガネの処方せん)
□ メガネ店の領収書(あて名は子ども本人・「治療用」と分かるもの)
□ 子どもの健康保険証
□ 親(保護者)名義の振込口座が分かるもの
□ 療養費支給申請書(保険の窓口やホームページで入手)
自治体によっては、検査結果のコピーやマイナンバーが分かるものを求められることもあります。
何がいるかは、加入している健康保険に「治療用メガネの療養費で何が必要ですか?」と聞いておくと確実です。
はじめに聞いておけば、あとから書類を取りに戻る手間がはぶけますよ。
申請の流れ(5ステップ)

初めてだと流れが見えずに不安ですよね。
やることはシンプルなので、5つのステップに分けてお伝えします。
ステップ1:眼科を受診して診断を受ける
まずは眼科で、弱視や斜視などの診断を受けます。
3歳児健診の視力検査をきっかけに見つかることも多いです。
治療用メガネが必要だと言われたら、次に進みます。
ステップ2:作成指示書を書いてもらう
眼科で、治療用メガネの作成指示書を書いてもらいます。
この紙を持って、メガネ店へ行きます。
「療養費の申請に使います」と伝えておくと、話がスムーズです。
ステップ3:メガネをつくって、いったん全額を払う
メガネ店で、指示書どおりのメガネをつくります。
ここでいったん代金の全額を立て替えて払います。
領収書は、かならず子ども本人の名前でもらってくださいね。
ステップ4:健康保険に療養費を申請する
作成指示書と領収書をそろえて、加入している健康保険に申請します。
会社員なら健康保険組合や協会けんぽ、自営業なら市区町村の国民健康保険が窓口です。
申請書に必要事項を書いて、書類を添えて提出します。
ステップ5:あとで乳幼児医療費助成にも申請する
療養費が決まって戻ってきたら、その通知(支給決定通知)を持って、今度は市区町村の乳幼児医療費助成に申請します。
これで、療養費で戻らなかった自己負担分も戻ってくることが多いです。
この二段がまえで、実質ほとんど負担なくメガネがつくれる家庭もありますよ。
いくら戻ってくる?(金額の早見表)
いちばん気になる金額の話をしましょう。
戻る額には上限(じょうげん)が決まっています。
2024年4月からは、メガネ1つにつき上限40,492円になりました。
この上限の中で、未就学児は8割、小学生は7割が健康保険から戻ります。
ここまでの内容を、ひと目で分かる表にまとめました。

📱 この早見表は画像として保存できます。画像を長押し →「写真に保存」(iPhone・Androidどちらも同じ)で、いつでもサッと見返せます。
計算例でイメージしてみよう
数字だけだと、まだピンとこないかもしれませんね。
よくあるケースで、戻る額をイメージしてみましょう。
たとえば、4歳の子のメガネが35,000円だったとします。
上限40,492円より安いので、35,000円がまるごと対象になります。
未就学児なので8割が戻り、35,000円×8割=28,000円が健康保険から戻る目安です。
残りの7,000円も、乳幼児医療費助成を使えば戻ってくる自治体が多いです。
つまり、うまくいけばほとんど自己負担なしでメガネがつくれる計算になります。
上限をこえたときは?
では、メガネが45,000円だった場合はどうなるでしょう。
この場合、対象になるのは上限の40,492円までです。
こえた分の約4,500円は、残念ながら自己負担になります。
「高いフレームほどたくさん戻る」わけではないので、そこは覚えておきましょう。
更新(作り直し)のルール早見表
子どもはすぐに成長するので、メガネも作り直しが必要になりますよね。
じつは作り直しのときも、もう一度療養費が使えます。
ただし、「前回つくってから一定の期間があいていること」という条件があります。

📱 この早見表は画像として保存できます。画像を長押し →「写真に保存」(iPhone・Androidどちらも同じ)で、いつでもサッと見返せます。
たとえば3歳でつくった場合は、1年たてば新しいメガネも療養費の対象になります。
「サイズが合わなくなってきたな」と思ったら、まず眼科で相談しましょう。
こわして買い替える場合は原則この期間内は対象外ですが、度数が大きく変わったときなどは例外もあります。
自己判断せず、眼科と保険の窓口に確認するのが安心です。
窓口と期限に気をつけて
申請先は、加入している健康保険です。
ここをまちがえる方が多いので、整理しておきましょう。
加入している保険で窓口がちがう
・会社員の家庭 → お勤め先の健康保険組合または協会けんぽ
・自営業・フリーランスの家庭 → 市区町村の国民健康保険の窓口
・公務員の家庭 → 共済組合
「子どもがどの保険に入っているか」で窓口が決まります。
自分の保険証を見て、発行しているところに問い合わせれば大丈夫ですよ。
期限は「買った日の翌日から2年」
療養費には、申請できる期限があります。
目安はメガネを買った日の翌日から2年です。
2年をすぎると、もらえるはずのお金が受け取れなくなります。
「あとでまとめて」と思わず、買ったら早めに手続きするのが安心です。
乳幼児医療費助成との「合わせ技」
ここが、いちばんお得につながる大事なポイントです。
メガネ代は、①健康保険の療養費 → ②乳幼児医療費助成の順番で申請します。
まず療養費で7〜8割が戻ります。
そのあと、戻らなかった残りの自己負担分を、乳幼児医療費助成に申請します。
多くの自治体では、この残りの分も助成の対象になります。
つまり二段がまえにすることで、自己負担がぐっと小さくなるんですね。
ただし、助成の内容は自治体によってちがいます。
メガネ代が助成の対象かどうか、お住まいの市区町村で必ず確認してくださいね。
くわしくは乳幼児医療費助成の申請方法ガイドもあわせて読むと安心です。
コンタクトレンズの場合は?
「メガネじゃなくてコンタクトでも戻るの?」という質問もよくいただきます。
答えは「治療に必要と認められれば、コンタクトも対象」です。
先天性白内障の手術のあとなどで、コンタクトが選ばれることがあります。
コンタクトの上限は1枚あたり13,780円で、左右の2枚ぶんまでが対象です。
こちらも、眼科の作成指示書と領収書が必要になります。
メガネかコンタクトか迷うときは、まず眼科で相談してくださいね。
年齢別・見え方と受診の目安
弱視は、早く見つけて早く治療をはじめるほど、よくなりやすいと言われています。
年齢ごとの目安を知っておきましょう。
0〜2歳ごろ
目つきがおかしい、片目をよくつぶる、極端にものに近づいて見る。
こんな様子があれば、早めに眼科で相談しましょう。
この時期は見つけるのがむずかしいので、気になる様子をメモしておくと役立ちます。
3歳ごろ(3歳児健診がカギ)
多くの弱視は、3歳児健診の視力検査で見つかります。
「見えにくいかも」と言われたら、必ず眼科で精密検査を受けてください。
ここで見つけて治療をはじめられるかどうかが、とても大切です。
健診については乳幼児健診(3歳児健診)完全ガイドでくわしく解説しています。
4〜9歳ごろ
治療用メガネやアイパッチ(かくす訓練)で、目を育てていく時期です。
目が育つのは9歳ごろまでと言われ、この時期の治療がいちばん効果的です。
だからこそ、メガネ代の負担を療養費で軽くして、しっかり治療を続けていきたいですね。
見え方のしくみは子どもの視力・弱視の基礎知識ガイドも参考になります。
治療用メガネと、ふつうのメガネのちがい
「お店で売っている子ども用メガネではダメなの?」と思う方もいますよね。
治療用メガネは、眼科の指示書どおりの度数で、きっちりつくる必要があります。
見た目は似ていても、役割がぜんぜんちがうんです。
度数と合わせ方がちがう
治療用メガネは、目の中心(ひとみ)の位置に合わせて、ミリ単位で調整します。
弱視の治療では、この合わせ方がずれると効果が出にくくなります。
だから、子どものメガネにくわしいお店で、しっかり測ってもらうことが大切です。
こわれにくさ・ずれにくさがちがう
小さな子は、よく転んだり、メガネを引っぱったりしますよね。
治療用の子ども用メガネは、曲げてもこわれにくい素材や、ずり落ちない形が選ばれています。
「安いから」と大人用を選ぶより、子ども用の丈夫なものがおすすめです。
結果的に、長く使えて治療もスムーズに進みますよ。
メガネをいやがる子への声かけ・5つの工夫
せっかくつくったメガネを、子どもがいやがって困ること、ありますよね。
無理にかけさせると、ますますきらいになってしまいます。
おうちでできる、やさしい5つの工夫をお伝えします。
① 短い時間から少しずつ慣らす
はじめから一日中かけさせようとしなくて大丈夫です。
好きなテレビやおやつの時間など、楽しい時間に少しだけかけてみましょう。
「かけると楽しいことがある」と、少しずつ体で覚えていきます。
② 「よく見えるね」と見える喜びを共有する
メガネをかけた瞬間に、「わあ、よく見えるね!」と一緒によろこびましょう。
「見えるって楽しい」という気持ちが、メガネを好きになる近道です。
しかる言葉より、うれしい言葉のほうが、ずっと効果があります。
③ 好きなデザインを一緒に選ぶ
色やフレームを子ども自身に選ばせると、「自分のメガネ」という気持ちが育ちます。
自分で選んだものは、大切にかけてくれることが多いです。
お気に入りのキャラクターのメガネケースを用意するのもいいですね。
④ 親やきょうだいも一緒に楽しむ
パパやママが「メガネかっこいいね」とほめたり、だて眼鏡で一緒にかけたりするのも効果的です。
「自分だけ」ではないと感じると、子どもは安心します。
絵本やアニメで、メガネのキャラクターを見せてあげるのもおすすめです。
⑤ うまくいかない日は無理をしない
どうしてもいやがる日は、少し休んでも大丈夫です。
大切なのは、長い目で見て続けていくことです。
うまくいかない日があっても、自分を責めないでくださいね。
申請でつまずきやすいポイント
療養費の申請は、ちょっとした行きちがいで手間が増えることがあります。
先に知っておけば、スムーズに進められますよ。
書類の「原本」と「コピー」をまちがえる
作成指示書は、原本の提出を求められることが多いです。
いっぽうで、あとから乳幼児医療費助成にも使うので、提出前にコピーを取っておくと安心です。
「どっちを出すの?」と迷ったら、窓口に先に聞いておきましょう。
領収書の「あて名」と「ただし書き」
領収書は、あて名が子ども本人で、「治療用眼鏡代として」と分かる書き方が理想です。
レシートだけだと受けつけてもらえないこともあります。
お店で「療養費の申請に使います」と伝えて、きちんとした領収書をもらいましょう。
引っ越し・転職で保険が変わったとき
メガネをつくったあとに、引っ越しや転職で加入している保険が変わることがあります。
その場合は、メガネを買った時点で入っていた保険が申請先になります。
保険が切り替わるタイミングの方は、どちらに出すか窓口で確認してくださいね。
眼科・メガネ店選びのコツ
治療をスムーズに進めるには、お店選びも大切です。
いくつかのポイントをおさえておきましょう。
子どものメガネに慣れたお店を選ぶ
子ども用メガネを多くあつかうお店は、療養費の説明にも慣れています。
必要な領収書の書き方も分かっているので、やりとりがスムーズです。
「治療用メガネをつくりたい」と最初に伝えると、必要なことを教えてくれますよ。
かかりつけの眼科と連携する
治療は、定期的に眼科で見え方をチェックしながら進めます。
通いやすい場所にある眼科を、かかりつけにしておくと続けやすいです。
気になることは、遠慮せずにお医者さんに相談してくださいね。
パパの出番・夫婦でできること
治療用メガネの手続きは、書類が多くて少し大変です。
だからこそ、ママひとりにまかせず、夫婦で分担したいですね。
たとえば、パパが保険の窓口に電話して必要書類を聞く。
ママが眼科で指示書をもらい、メガネ店で領収書を受け取る。
こんなふうに役割を分けると、ぐっとラクになります。
そして何より大切なのが、子どもがメガネをいやがらない工夫です。
「メガネかっこいいね」「よく見えるようになったね」と、前向きな声かけをしてあげましょう。
親が笑顔でいると、子どもも安心してメガネをかけられますよ。
手続きのことは子どもを健康保険に入れる手続きガイドも読んでおくと、窓口選びで迷いません。
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画面を見続けず、手と目をバランスよく使うアナログ遊びは、治療中の目にもやさしい時間です。わが家で使ってよかったアイテムです👇
・はじめてのことばずかん600(指で押して見て学ぶ)
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よくある質問(FAQ)
Q1. 近視や遠視だけのメガネも戻りますか?
いいえ、原則として戻りません。
療養費の対象は、弱視・斜視・先天性白内障術後の治療用メガネだけです。
見えにくさを補うだけのメガネは対象外になります。
Q2. メガネを買う前に手続きはいりますか?
事前の手続きは、基本的にいりません。
先に眼科の作成指示書をもらい、メガネをつくって立て替えて払います。
そのあとで、領収書と指示書をそろえて申請する流れです。
Q3. フレームは高いものを選んでいいですか?
選ぶのは自由ですが、戻るのは上限40,492円までです。
こえた分は自己負担になります。
子どもは活発なので、デザインよりこわれにくさ・かけ心地で選ぶのがおすすめです。
Q4. アイパッチ(かくす訓練の目かくし)も戻りますか?
いいえ、アイパッチは療養費の対象外です。
対象になるのは、治療用のメガネとコンタクトレンズです。
アイパッチは別に用意する必要があります。
Q5. 作成指示書をなくしてしまいました。
もう一度、眼科で発行してもらえないか相談しましょう。
再発行には別途料金がかかることもあります。
原本が必要なことが多いので、もらったら大切に保管してくださいね。
Q6. 申請してからどれくらいで戻りますか?
加入している健康保険によりますが、おおむね1〜3か月ほどが目安です。
審査があるので、すぐには戻りません。
時間に余裕をもって、早めに申請しておくと安心です。
Q7. 2つ目(予備)のメガネも戻りますか?
原則として、1回の申請で対象になるのは1つだけです。
予備のメガネは対象になりません。
作り直しの場合は、年齢ごとに決められた期間をあければ、また対象になります。
おうちではどんな声かけをしていますか?
治療用メガネをかけはじめたころは、子どもがいやがって大変なこともありますよね。
「かけなさい」と言うほど、かたくなになってしまうこともあります。
そんなときは、まず「よく見えるようになったね」と、見えることの喜びを一緒に感じてあげてください。
おうちでは、お子さんのメガネについて、どんな声かけをしていますか。
うまくいった工夫があれば、ぜひ家族で共有してみてくださいね。
🌿 この記事のまとめ
・9歳になるまでの子の治療用メガネ・コンタクトは、健康保険の療養費で戻る
・対象は弱視・斜視・先天性白内障術後の治療用(近視だけのメガネは対象外)
・いったん全額を立て替え、作成指示書と領収書(子ども本人名義)で申請する
・上限40,492円の7〜8割が戻り、残りも乳幼児医療費助成で戻ることが多い
・申請の期限は買った日の翌日から2年・作り直しも期間をあければ対象
おわりに
子どもの弱視が見つかると、不安でいっぱいになりますよね。
そのうえメガネ代まで高いと、心がしんどくなってしまいます。
でも、この療養費の制度を知っていれば、お金の不安はぐっと小さくなります。
大切なのは、お金を理由に治療をあきらめないことです。
弱視の治療は、目が育つ小さいうちがいちばんのチャンスです。
完ぺきに制度を理解しようとしなくて大丈夫ですよ。
まずは眼科で作成指示書をもらい、加入している保険の窓口に電話してみる。
この最初の一歩を踏み出せば、あとは窓口の人が一緒に進めてくれます。
もらえるはずのお金を、どうか逃さないでくださいね。
お子さんのよく見える毎日を、家族みんなで応援していきましょう。