【完全版】子どもの食べこぼし・遊び食べはいつまで?年齢別の原因と対策5つ|イライラしない声かけ・NG・早見表

せっかく朝早く起きて作った離乳食を、テーブルにペチャッと落とされる。

おかゆを手のひらでにぎってぐちゃぐちゃにされ、スプーンはポイっと床の上へ。

「なんでわざとこぼすの?」と、思わず声が大きくなってしまう日もありますよね。

床を拭いて、服を着替えさせて、また拭いて、その繰り返しでへとへとになります。

毎日の食べこぼしや遊び食べに、心がすり減っているママ・パパはとても多いです。

この記事では、食べこぼしや遊び食べがいつまで続くのか、まずやさしく整理します。

そのうえで、なぜ起きるのかを年齢別に見て、今日からできる対策を紹介します。

そのまま使える声かけの例や、やってはいけないNGまで、まとめてお伝えします。

むずかしい言葉は使いません、疲れた頭でもスラスラ読めるように書きました。

結論から言うと、食べこぼしは叱って直すものではありません。

ちょっとした環境と声かけの工夫で、ぐっとラクになっていくものなんです。

読み終わるころには、「ああ、これでいいんだ」と肩の力が少し抜けているはずです。

📚 あわせて読みたい・食事まわりのお悩みシリーズ

食べこぼしと同じく「毎日の食事のお悩み」も、コツをつかめばぐっとラクになります。

子どもの偏食・好き嫌いの克服ガイド

食事に来ない子への5つの工夫

2歳半〜3歳の子育て5つの関わり方

※この記事は2026年9月時点の内容です。子どもの育ちには大きな幅があります。ここで紹介する年齢の目安は「だいたいこのころ」という参考としてお読みください。

目次

わざとこぼしてるの?食べこぼし・遊び食べが起きるほんとうの理由

わざとこぼしてるの?食べこぼし・遊び食べが起きるほんとうの理由の図解

まず、いちばん先に知っておいてほしいことがあります。

食べこぼしや遊び食べは、あなたのしつけが足りないから起きるのではありません。

子どもの体と心が育っていく、その途中でだれにでも起きる自然な姿なんです。

「うちの子だけこんなにこぼすの?」と不安になるママ・パパは本当に多いです。

でも安心してください、どのおうちでも同じような光景が広がっています。

理由がわかると、同じ光景でも見え方がふっと変わってきます。

「困った行動」だったものが、「今まさに育っている途中」に見えてくるんです。

そう思えるだけで、こちらの気持ちにも少し余裕が生まれます。

「わざとやっている」と思うと腹が立ちますが、それは誤解なんです。

子どもには子どもなりの、ちゃんとした理由があります。

ここでは大きな理由を3つに分けて、ひとつずつやさしく見ていきましょう。

理由1 手やスプーンがまだ思うように動かない

小さな子どもの手先は、まだまだ育っている真っ最中です。

スプーンで食べ物をすくって、こぼさないように口まで水平に運ぶ。

大人には当たり前のこの動きが、子どもにはとてもむずかしいのです。

手首をくるっとひねる力や、指先でぎゅっとつまむ力が必要になります。

こうした力は、生まれてすぐ全部そろっているわけではありません。

月齢が進むにつれて、少しずつ段階をふんで育っていきます。

ちょうど、階段を一段ずつのぼっていくようなイメージですね。

いきなり一番上の段までジャンプすることはできません。

一段のぼれるようになってから、やっと次の一段に進んでいきます。

だからこぼすのは失敗ではなく、階段をのぼっている途中の姿なのです。

手の使い方には、じつは大まかな順番があります。

まずは手のひら全体で、ぎゅっとにぎるところから始まります。

次に、親指と人差し指で小さなものをつまめるようになります。

それができてから、やっとスプーンを持つ段階に進んでいきます。

だから離乳食のはじめは、にぎりつぶすのが当たり前なんです。

つまむ力がついてくると、細かいものも口に運べるようになります。

この順番を知っておくと、「今はにぎる時期なんだな」と分かって安心できます。

今日こぼしていても、来月には少し上手になっている、その連続なんですね。

理由2 食べ物で”感触”を確かめている

子どもはおかゆをぎゅっとにぎったり、豆腐を指でつぶしたりします。

大人から見ると「ただ遊んで散らかしている」ように見えますよね。

でも子どもにとっては、これはちゃんとしたお勉強の時間なんです。

手や口で、やわらかい・つめたい・べたべた・つるつるを確かめています。

発達心理学では、こうした手や口で確かめる行動を”感覚を通した学び”と考えます。

つまり、さわって知ることで食べ物への安心感が育っている、ということですね。

はじめて見る食べ物も、一度さわってみると「これはこわくないな」と思えます。

色や形を見ただけでは、子どもにはまだよくわからないのです。

だから手でさわって、口に入れて、五感を使って確かめています。

この時期にたくさんさわった子ほど、いろいろな食感に慣れていきます。

わが家でも、バナナをにぎりつぶしては手をじっと見つめていました。

そのときは「もったいない」と思っていましたが、あれも学びだったんですね。

手がべたべたになるのを、いやがらずにさわれること自体が大事なんです。

だから、少しくらい散らかしても、そっと見守ってあげてください。

ぐちゃぐちゃにするのは、じつは食べ上手になるための大事な入り口なんです。

理由3 お腹がいっぱい・遊びたいサイン

食べこぼしには、子どもの気持ちのサインが隠れていることもあります。

お腹がいっぱいになってくると、子どもは食べ物で遊びはじめます。

スプーンをわざと落として、あなたの反応をじっと見ることもありますね。

これは「もういらない」「そろそろ遊びたい」という小さなお知らせです。

まだ言葉でうまく言えないぶん、行動で気持ちを伝えているのです。

「もういらないよ」と口で言えないから、落として見せているんですね。

大人でも、お腹いっぱいのときにもう一皿すすめられたら困りますよね。

子どもも同じで、満腹のサインを行動で出しているだけなんです。

このサインに気づけると、切り上げるちょうどいいタイミングが見えてきます。

「さっきまでちゃんと食べていたのに」と思うときは、たいてい満腹のサインです。

急にお皿を押しやったり、そっぽを向いたりするのも同じ合図ですね。

そこで足りないかなと足すよりも、いったん下げてしまう方がうまくいきます。

無理に最後まで食べさせようとせず、サッと切り上げてしまって大丈夫ですよ。

💛 いちばん大事なこと

食べこぼしや遊び食べは、わがままでも、しつけ不足でもありません。

手先が育つ途中で、食べ物を確かめている自然な姿です。

だから、叱って直すものではなく、「片付けをラクにする工夫」と「少しずつ上手になる声かけ」でやわらげていくものなのです。

年齢別・食べこぼしと遊び食べの早見表

食べこぼしの理由は、年齢によって少しずつ変わっていきます。

0歳の食べこぼしと、3歳の食べこぼしは、じつは中身がまるでちがうんです。

だから対応も、年齢に合わせて少しずつ変えていくとうまくいきます。

まずは全体の流れを、下の早見表でざっとつかんでみましょう。

年齢の目安 よくある原因 効きやすい対応
0〜1歳ごろ(離乳食期) 手づかみで感触を確かめる・にぎる力が未発達 汚れて当然の環境づくり・手づかみOKの食材に
1〜1歳半ごろ スプーンを持ちたいけど口まで運べない すくいやすい食器・2本目のスプーンを親が持つ
1歳半〜2歳ごろ わざと落として反応を見る・遊び食べ 反応しすぎない・切り上げどきを決める
2〜3歳ごろ 遊びたい・お腹いっぱい・自己主張 量を減らす・「ごちそうさま」の見通しを伝える
3歳以降 集中が続かない・おしゃべりに夢中 時間を区切る・食事に集中できる環境に

※この表は、あくまで だいたいの目安です。

同じ月齢でも、上手に食べる子もいれば、まだたくさんこぼす子もいます。

表の年齢とちがっていても、まったく心配いりません。

成長する順番はみんな同じでも、進むスピードは一人ひとりちがうからです。

早い子とくらべて落ち込む必要は、まったくないんですね。

大切なのは、年齢そのものより「今どの段階にいるか」を見ることです。

段階が分かれば、その子に合った対応が自然と見えてきます。

「うちの子は今このあたりかな」と、ゆるく当てはめながら読んでくださいね。

食べこぼし・遊び食べを長引かせるNG 3つ

食べこぼし・遊び食べを長引かせるNG 3つの図解

よかれと思ってやっていることが、じつは逆効果になっていることもあります。

ここでは、つい やってしまいがちな3つのNGを見てみましょう。

もし当てはまっても、どうか自分を責めないでくださいね。

どれも、子どもを思う気持ちから出てくる行動ばかりだからです。

だれもが一度は通る道ですし、私自身もやってしまっていました。

知ってさえいれば、明日から少しずつ変えていけますから大丈夫です。

NG1 こぼすたびに強く叱る

こぼすたびに強く叱ると、子どもは食事の時間そのものが怖くなります。

「また怒られるかもしれない」と思うと、食べることが楽しくなくなります。

食事がこわい時間になると、かえって食が細くなってしまうこともあります。

しかも、こぼすのは手先が育つ途中の自然な姿でしたよね。

本人はわざとあなたを困らせようとしているわけではありません。

まだうまく運べないから、結果としてこぼれてしまっているだけなんです。

だから強く叱っても、こぼす回数はなかなか減っていきません。

それどころか、緊張して手元がさらにあやしくなることさえあります。

もちろん、イラッとして声が出てしまう日があってもいいんです。

大事なのは、毎回それが続かないように少し気をつけることですね。

叱るために使うエネルギーは、上手にできたときのほめ言葉に回してあげましょう。

NG2 落とすたびに大きく反応してしまう

スプーンを落とすたびに「あー!」と大きな声を出していませんか。

じつは子どもにとって、その大きな反応がちょっと楽しかったりします。

「落とすとママやパパが反応してくれる」と、遊びになってしまうのです。

すると、もっとかまってほしくて、わざと落とす回数が増えていきます。

これは悪気があるのではなく、あなたとのやりとりを楽しんでいるだけなんです。

落ちたら、あまり顔を変えずに静かにサッと拾うくらいがちょうどいいのです。

反応が小さくなると、落とす遊びはだんだんつまらなくなっていきます。

「あ、落ちたね」と、あっさりした声でひとこと言うくらいで十分です。

笑ったり、あわてたりする姿を見せないのがコツですね。

そのうち、自然に落とさなくなっていくので安心してくださいね。

NG3 手づかみを全部やめさせる

手がべたべたに汚れるのがいやで、手づかみを全部やめさせたくなりますよね。

でも手づかみは、食べ物の感触を知るための大切なお勉強でした。

全部やめさせてしまうと、その大事な学びの機会が減ってしまいます。

手づかみを通して、力の入れ方や、口へ運ぶ距離の感覚が育っていきます。

じつは、手づかみが上手にできる子ほど、スプーンにもスムーズに進めます。

遠回りに見えて、手づかみはいちばんの近道だったりするんです。

汚れは、あとでいくらでも拭くことができます。

どうしても全部は無理という日は、一品だけ手づかみOKにしてもいいんです。

おにぎりやゆでた野菜など、にぎってもくずれにくいものが向いています。

今は練習をがんばっている最中なんだ、と思って見守ってあげてください。

今日からできる!食べこぼし・遊び食べがラクになる5つの対策

今日からできる!食べこぼし・遊び食べがラクになる5つの対策の図解

ここからは、実際に試してほしい5つの対策を紹介します。

どれも特別な道具や、お金のかかる大がかりな準備はいりません。

今あるものと、ちょっとした声かけの工夫だけでできることばかりです。

そして、全部いっぺんにやろうとしなくて大丈夫です。

まずは「これならできそう」と思うものを、ひとつ選んでみてください。

ひとつ試してうまくいったら、次のコツを足していけば十分です。

できそうなものを1つだけでいいので、今日から試してみてくださいね。

コツ1 汚れて当然の環境をつくる

まずは「汚れてもいい」という環境を、先に作ってしまいましょう。

いすの下に、新聞紙やレジャーシートをあらかじめ敷いておきます。

これだけで、食べ終わったあとの床の片付けがぐっとラクになります。

シートごと持ち上げて、まとめて捨てたり洗ったりできるからです。

そでの先までしっかりカバーする、長袖のエプロンもおすすめです。

洋服が汚れないだけで、心のイライラはかなり減っていきます。

なぜこれが効くかというと、片付けの大変さがイライラの一番の原因だからです。

散らかっても「シートを片付けるだけ」と分かっていれば、心がざわつきません。

やり方はかんたんで、食事の前にシートを敷いてエプロンをつけるだけです。

食べ終わったら、シートのごみをまとめて、さっと拭けばおしまいです。

「汚れても平気」と思えると、あなたの気持ちにも大きな余裕が生まれます。

その余裕があると、子どものこぼしにもおだやかに向き合えますよ。

コツ2 すくいやすい食器・こぼれにくいコップにする

使う食器を変えるだけで、こぼす量は大きく変わります。

内側にかえし(立ち上がったふち)のついたお皿だと、スプーンですくいやすいです。

ふちがあることで、食べ物がスプーンの上に自然とのってくれます。

底に吸盤がついていれば、お皿ごとひっくり返す事故もぐっと減ります。

コップは、少しずつしか出ないトレーニング用のものが便利です。

最初からふつうのコップだと、こぼして当たり前ですよね。

なぜ食器で変わるかというと、こぼれる原因の多くが「すくえない」ことだからです。

すくいやすい形なら、まだ手先が未熟でも自分の力で口に運べます。

やり方は、まず今ある食器を1つ、すくいやすいものに替えてみることです。

全部そろえなくても、よく使うお皿を1枚変えるだけで違いを感じられます。

道具の力を借りるのは、手抜きではなく とてもかしこい工夫です。

子どもが「自分でできた!」と感じやすくなるのも、大きなメリットなんです。

コツ3 手づかみを”練習”として認める

手づかみは、やめさせるのではなく、むしろ味方につけましょう。

にぎりやすいスティック状の野菜や、やわらかいパンを用意してあげます。

自分の手で口に運べると、子どもはとても得意げな顔をします。

この「自分でできた」という気持ちの積み重ねが、次の力につながります。

手づかみで感覚がつかめてくると、スプーンにもすんなり進みやすくなります。

なぜ手づかみが効くかというと、口までの距離を体で覚えられるからです。

自分の手なら、どれくらい口を開ければいいかを自然につかめます。

やり方は、汚れてもいい一品を手づかみ用に用意してあげるだけです。

最初はにぎりつぶしてしまっても、それでまったく問題ありません。

汚れるのは、上手になっている途中の証拠だと考えてあげてください。

コツ4 遊び食べが始まったら切り上げる

食べ物で遊びはじめたら、それは「もういらない」のサインです。

そこからだらだら続けても、食べる量はあまり増えません。

むしろ食事の時間が長くなって、おたがいに疲れてしまいます。

「じゃあ、ごちそうさまにしようね」と声をかけて、切り上げてしまいましょう。

だらだらさせないことは、決して冷たいことではありません。

なぜ切り上げが効くかというと、遊び食べは満腹のサインだからです。

おなかがいっぱいの子に食べさせようとしても、遊びが増えるだけなんです。

やり方は、「あと3口食べたらごちそうさまね」と先に伝えておくことです。

終わりが見えていると、子どもも気持ちの切り替えがしやすくなります。

切り上げどきをあらかじめ決めておくと、あなたのイライラも減ります。

次の食事でお腹がすけば、またしっかり食べてくれるので大丈夫です。

コツ5 できたところをその場でほめる

上手にできた その瞬間を、すかさずその場でほめてあげましょう。

「スプーン持てたね」「お口に入ったね」と、見たままを言葉にします。

むずかしいほめ方はいりません、ただ実況するだけで十分です。

子どもは、ほめられた行動をもっとやりたいと思うようになります。

できないことより、できたことに目を向けるのが大きなコツです。

なぜほめると効くかというと、子どもは注目された行動を繰り返すからです。

叱られた行動より、ほめられた行動の方が心に残りやすいんですね。

やり方は、上手にすくえた瞬間に、笑顔で「できたね」と言うだけです。

大げさにしなくても、目を見て うなずくだけでも子どもには伝わります。

1回の食事で1回でいいので、「できた」を見つけてあげてください。

小さな「できた」を毎日拾っていくと、少しずつ着実に上手になっていきます。

そのまま使える!食べこぼしがラクになる声かけ例

そのまま使える!食べこぼしがラクになる声かけ例の図解

対策と一緒に効いてくるのが、毎日のちょっとした声かけです。

同じことを伝えるのでも、言い方ひとつで子どもの受け取り方は変わります。

考えなくてもそのまま使える言葉を、下にまとめました。

忙しい朝でも、口をついて出るように、いくつか覚えておくと便利です。

✅ 食べこぼし・遊び食べに効く声かけ例

◎「じょうずにスプーン持てたね」(できたを実況する)

◎「こぼれても大丈夫、あとで一緒にふこうね」(安心させる)

◎「もうごちそうさまにする?」(切り上げの見通し)

◎「お口までゆっくり運んでみよう」(やり方を見せる)

◎「ここにお皿を置くと落ちないよ」(工夫を一緒に)

◎「ピカピカに食べられたね!」(片付いたをほめる)

ポイントは、命令ではなく、実況と共感で声をかけることです。

「こぼさないで!」より、「持てたね」の方が子どもの心にすっと届きます。

禁止の言葉は、どうしていいか分からず、かえって不安にさせてしまいます。

「こぼさないで」と言われても、どうすればいいか分からないんですね。

だから、やってほしいことをそのまま言葉にするのがコツです。

やめさせる言葉を減らして、できたを伝える言葉を増やしてみてくださいね。

それでもイライラしてしまう日の、心のもち方

それでもイライラしてしまう日の、心のもち方の図解

ここまで対策をいろいろ書いてきましたが、それでもイライラする日はあります。

それは、あなたが悪いわけでは決してありません。

疲れているときに毎回こぼされたら、だれだって心が揺れて当然です。

やさしくしたいのにできない、そんな自分を責めてしまう日もありますよね。

でも、イライラするのは、それだけ毎日がんばっている証拠です。

ここでは、そんな日に心が少し軽くなる考え方をお伝えします。

「今は”練習中”の時期」と考える

食べこぼしは、いつか必ず落ち着くときがきます。

今こぼしているのは、上手になるための練習の途中だからです。

自転車の練習で、最初はだれでも転ぶのと同じことですね。

転ばずにいきなり乗れる子はいませんし、こぼさず食べられる子もいません。

「今はまだ練習中だもんね」と心の中でつぶやくだけで、少し楽になります。

一生続くわけではない、と思えると気持ちがふっとほどけますよ。

親も完璧を手放していい

毎回きれいに食べさせなきゃ、と気を張る必要はありません。

床が汚れる日があっても、それはそれでいいのです。

今日は拭くのがしんどいなら、ざっと拭いて明日まとめてでもかまいません。

「ちゃんとしなきゃ」を少しゆるめると、気持ちがふっと軽くなります。

じつは、親が完璧をめざさないほうが、食事の時間はおだやかになります。

あなたが笑っていれば、子どもも安心してごはんを食べられますよ。

深呼吸して、その場を少し離れてもいい

どうしても限界だと感じたら、少しだけその場を離れてみてください。

子どもの安全が守れる場所なら、数十秒 台所に行くだけでも気持ちが変わります。

ひとつ深呼吸するだけで、こみ上げた感情はすっと落ち着いていきます。

戻ってきたら、また ふつうに向き合えば、それでいいのです。

感情のままに強く叱ってしまうより、少し離れる方がずっと良い選択です。

離れることは、逃げではなく、おだやかに戻るための大事な工夫です。

よくある質問(FAQ)

Q1.食べこぼしはいつまで続く?

だいたい3歳ごろから、少しずつ落ち着いてくる子が多いです。

手先の力が育つにつれて、こぼす回数は自然に減っていきます。

5歳ごろには、多くの子がほとんどこぼさず食べられるようになります。

ただ個人差がとても大きいので、あせらずゆっくり見守ってあげてくださいね。

Q2.わざと落とすのはどう対応?

大きく反応せず、静かにサッと拾うのがいちばんおすすめです。

反応が楽しくて繰り返している場合、静かに対応すると自然に落ち着きます。

何度も続くときは、お腹がいっぱいというサインかもしれません。

その場合は、思いきってごちそうさまにしてしまってよいですよ。

Q3.遊び食べで全然食べないときは?

遊びはじめたら、思いきって切り上げてしまいましょう。

次の食事でお腹がすけば、たいていはしっかり食べてくれます。

おやつの量や時間を見直すと、食事のときにお腹がすくこともあります。

食べムラが気になるときは、食事に来ない子への5つの工夫も参考になります。

Q4.手づかみはいつまでさせていい?

無理にやめさせる必要は、まったくありません。

スプーンが上手になってくれば、手づかみは自然に減っていきます。

だいたい2歳ごろから、道具を使う方が増えてくる子が多いです。

手づかみは感触を知る大切な学びなので、安心して見守ってあげてください。

Q5.スプーンはいつから使える?

1歳前後から、自分で持ちたがる子が増えてきます。

最初は口まで運べなくて当たり前なので、こぼしても大丈夫です。

にぎりやすい太めの柄のスプーンだと、小さな手でも持ちやすいです。

親が2本目のスプーンでそっと手伝うと、少しずつ上手になっていきます。

Q6.外食で食べこぼしが心配

使い捨てのエプロンと、床に敷けるシートがあると安心です。

汚れても大丈夫なように、掃除しやすい席を選ぶのもおすすめです。

食べこぼしにくい、つかみやすいメニューを選ぶのも一つの手です。

もし食べこぼしても、後で店員さんに一言そえれば大丈夫ですよ。

Q7.上の子と下の子で対応を変える?

年齢がちがえば、こぼす理由もちがうので、対応も変えてよいのです。

下の子は練習中、上の子は集中できる工夫、と分けて考えましょう。

下の子が上の子のまねをして落とすこともありますが、これも成長の一つです。

好き嫌いも重なる場合は、子どもの偏食・好き嫌いの克服ガイドも合わせて読んでみてください。

Q8.保育園では食べるのに、家では遊ぶのはなぜ?

じつは、これはとてもよくあるお悩みなんです。

保育園ではお友だちがいて、まわりの雰囲気で自然と食べやすくなります。

おうちでは安心してくつろげるぶん、甘えや遊びが出やすいのです。

家で遊んでしまっても、外でちゃんと食べているなら心配いりませんよ。

🛍️ この記事のテーマに合う育児グッズ

食べこぼし・遊び食べ対策に役立つ、わが家で実際に使ってよかったアイテム👇

シリコンお食事エプロン(3枚セット・洗いやすい)
お食事エプロン一体型チェアカバー(3WAY防水)
食べこぼし防止シリコンランチョンマット
ひっくり返らない吸盤付きベビー食器
ステップアップトレーニングコップ

その他の育児グッズは楽天ROOM(papasuta-room)にまとめています。

🌱 この記事のまとめ

・食べこぼしや遊び食べは、手先が育つ途中の自然な姿です。

・叱って直すより、片付けをラクにする工夫でやわらげます。

・汚れて当然の環境と、すくいやすい食器で負担を減らします。

・遊びはじめたら切り上げ、できたところをその場でほめます。

・命令ではなく、実況と共感の声かけが子どもの心に届きます。

・親も完璧を手放して、おだやかな食事の時間をめざしましょう。

おわりに

毎日の食べこぼしや遊び食べ、本当におつかれさまです。

片付けても片付けても、また汚される日々は、心も体も本当に大変ですよね。

でも、こぼすのは子どもが一生けんめい育っている証拠でもあります。

今日紹介した対策や声かけを、まずは1つだけ試してみてください。

全部をいっぺんにやろうとしなくて、まったく大丈夫です。

うまくいかない日があっても、それが普通ですし、問題ありません。

しんどい日は、無理をせずどうか休んでくださいね。

食べこぼしの時期は、長く感じても、あとから振り返るとほんの一瞬です。

今はにぎりつぶしている手も、いつかスプーンを上手に使う手になります。

その日が来たら、きっと今の大変さも笑い話になっているはずです。

だから今は、うまくいかない自分をどうか責めないでくださいね。

何より、あなたが笑顔でいることが、子どもにとっていちばんの安心です。

今日もがんばっているあなたを、心から応援しています。

SNSでも「頑張るパパママ応援隊」とつながれます

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

このブログでは、毎日2本の記事を更新しています。

毎朝:子育ての悩みの対処法や、児童手当などの子育て制度を分かりやすく解説する実用記事

毎日お昼すぎ:わが家で実際に使ってよかった育児グッズの紹介記事

「今日も読みにきてよかった」と思ってもらえる場所を目指しています。

「頑張るパパママ応援隊」は、各SNSでも発信しています。あなたの使いやすい場所で、気軽にのぞいてみてください。

X(旧Twitter):子育てのつぶやきと最新記事のお知らせ

Instagram:記事の要点をイラストでサクッと

Threads:育児のあるあるをゆるっと共有

楽天ROOM:わが家で実際に使ってよかった育児グッズ

note:子育てのお金・成長・悩みの深掘り記事

Ameba:ブログのダイジェスト版

子育ての悩みはみんなで解決して、楽しいことはみんなで楽しむ。そんな場所を、あなたと一緒に作っていけたら嬉しいです。

フォローやコメント、いつでも大歓迎です!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

シェアしてくれたら嬉しいです!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次