寒くなってきたら、子どものすねやほっぺが白く粉をふいている。
夜、布団の中でボリボリかいている音が聞こえる。
そんな冬の夜に「これ、どうしたらいいの?」とスマホを開いたママ・パパへ。
子どもの肌は、大人よりずっと乾燥しやすいつくりをしています。
だから、冬にカサカサするのはよくあることです。
あなたのケアが足りないせいではありません。
この記事は、「どれくらい塗る?」「お風呂は?」「病院は?」と迷っているあなたに向けて書きました。
年齢別のケアの早見表・保湿剤の量の目安・お風呂の入り方5つのコツ・受診の目安を順番にお伝えします。
嫌がる子に塗るコツ・毎晩の保湿が続くしくみ・よくある質問7つもまとめました。
読み終わるころには、「今夜から、これだけやればいい」がはっきりしますよ。
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乾燥肌のケアは、お風呂・爪・手洗いの習慣とセットです。一緒に読んでおくと、冬の毎日がぐっとラクになります👇
核心:
① 保湿は「お風呂から出たらすぐ・たっぷり・こすらず」の3つだけ覚えれば大丈夫です。量は、塗ったあとにティッシュがくっつくくらいが目安です。
② カサカサの原因は、お風呂の入り方にあることも多いです。熱いお湯・ゴシゴシ洗い・長湯をやめるだけで、肌は変わります。
③ 赤い・じゅくじゅく・かゆくて眠れないときは、保湿だけでがんばらず受診です。保湿は「守り」、炎症を治すのは「薬」の役目です。
※この記事は2026年11月時点の情報です。
皮膚科の学会や自治体の保健の資料をもとに、家庭向けにかみくだいて書いています。
肌の状態は一人ひとり違います。
診断や治療は、必ずかかりつけの医師の判断にしたがってください。
子どもの医療費の助成の内容は、お住まいの市区町村で必ず確認してください。
年齢別 乾燥しやすい場所とケアのコツ 早見表
まずは全体像を、1枚の表で見てください。
「うちの子の年齢の行」だけ見れば大丈夫です。

📱 この早見表は画像として保存できます。画像を長押し →「写真に保存」(iPhone・Androidどちらも同じ)で、いつでもサッと見返せます。
※一般的な目安です。赤み・じゅくじゅく・強いかゆみがあるときは、年齢にかかわらず受診してください(2026年11月時点)。
この表をスクショしておくと、ドラッグストアで迷ったときにも役立ちますよ。
そもそも、なぜ子どもの肌は冬に乾燥しやすいの?
肌のいちばん外側には、うすい「バリア」の層があります。
この層が、肌の水分を逃がさず、外からの刺激を防いでくれています。
子どもは、このバリアの層が大人よりうすいです。
さらに、肌を守る「あぶら(皮脂)」も、思春期の前はあまり出ません。
つまり、子どもの肌は「水分が逃げやすく、守りも弱い」状態なのです。
そこへ冬の乾いた空気と、暖房の風が加わります。
すると、水分はどんどん逃げていきます。
バリアがこわれると、かゆみを感じやすくなります。
かくと、さらにバリアがこわれます。
これが「かゆい→かく→もっとかゆい」の悪いループです。
保湿は、このループを入り口で止めるためのものなんです。
乾燥のサインを見逃さないで
□ 肌をさわるとザラザラする
□ すねや背中が白く粉をふいている
□ 服を脱がせると、ポロポロと白いものが落ちる
□ 夜、寝ながら体をかいている
□ ほっぺや手の甲が赤くカサカサしている
□ 唇の皮がむけている、口のまわりが赤い
1つでも当てはまれば、今夜から保湿を始めてOKです。
保湿剤の種類と選び方
ドラッグストアには、たくさんの保湿剤が並んでいます。
でも、大きく分けると3つしかありません。

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※一般的な特徴です。肌に合わない時(赤くなる・しみる)は使うのをやめて相談してください。
迷ったら、全身はクリームかローション、口のまわりと唇はワセリンの組み合わせが使いやすいです。
選ぶときは、次の3つを見てください。
□ 香りがついていないもの(無香料)
□ 「赤ちゃんから使える」など、低刺激と書いてあるもの
□ 親が毎日たっぷり使える値段のもの
3つめが、実はいちばん大事です。
高い保湿剤をちょっとずつ使うより、手ごろな保湿剤をたっぷり使うほうが、肌は守られます。
「もったいないから薄く」は、いちばんもったいない使い方なんです。
保湿剤の量と塗り方の目安
「どれくらい塗ればいいの?」は、いちばん多い疑問です。
皮膚科では、人差し指の先から第一関節まで出したクリームの量を1つの目安にしています。
この量で、大人の手のひら2枚分の広さに塗れます。
ローションなら、1円玉くらいの大きさが同じくらいの量です。

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※体の大きさで変わる目安です。「大人の手のひら2枚分=指1本分」で考えると計算しやすいです。
数字が覚えられなくても大丈夫です。
塗ったあとにティッシュを当てて、くっつくくらい。
肌がテカッと光るくらい。
これが「足りている」のサインです。
塗り方の5つのコツ
1つめは、お風呂から出たらすぐ塗ることです。
お風呂のあとは、肌の水分がどんどん逃げていきます。
できれば、体をふいたらすぐ、遅くても10分以内を目安にしましょう。
2つめは、手のひらに出して、点々と置いてから広げることです。
いきなり1か所に全部出すと、ムラになります。
おでこ・ほっぺ・あご、のように点々と置いてから広げると、まんべんなく塗れます。
3つめは、こすらず、手のひら全体でやさしく広げることです。
ゴシゴシすりこむと、それ自体が肌の刺激になります。
しわにそって、なでるように広げてください。
4つめは、かかと・ひじ・ひざ・耳のうしろを忘れないことです。
このあたりは塗り残しやすい場所です。
5つめは、朝も1回塗ることです。
夜だけで足りないときは、朝の着替えのときに顔と手だけでも塗ると変わりますよ。
冬の1日の保湿スケジュール例
「いつ塗るか」を1日の流れで見ると、こんな感じです。

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※一例です。全部できなくても、お風呂上がりの1回だけで大丈夫です。
全部合わせても、1日7分ほどです。
いちばん大事なのは、お風呂上がりの1回です。
ほかは、できる日だけで十分ですよ。
お風呂の入り方で、肌はこんなに変わる
保湿をがんばっているのに、カサカサが治らない。
そんなときは、お風呂の入り方を見直してみてください。
お風呂の5つのコツ
□ お湯は38〜40℃くらいのぬるめにする
□ 長湯しない(つかるのは数分〜10分くらいまで)
□ 石けんはよく泡立てて、手でなでるように洗う
□ 泡が残らないように、しっかり流す
□ タオルはこすらず、押さえるようにふく
熱いお湯は、肌を守るあぶらまで流してしまいます。
ナイロンのタオルでゴシゴシ洗うのも、肌を傷つけます。
子どもの体は、手で洗えば十分きれいになりますよ。
石けんは、毎回全身に使わなくても大丈夫です。
汚れやすい所(首・わき・手足・おしり)を中心にしましょう。
お風呂を嫌がる子への工夫は、子どもがお風呂を嫌がるときの5つのコツにまとめています。
お風呂から出たあとの流れ
ステップ1:脱衣所に保湿剤と着替えを先に並べておく
ステップ2:タオルで押さえるようにふく
ステップ3:すぐに保湿剤を塗る(顔→体→手足の順)
ステップ4:肌着を着せる
ステップ5:髪をかわかす
ポイントは、ステップ1の「先に並べておく」です。
お風呂から出てから保湿剤を探すと、その間に肌がどんどん乾きます。
そして、子どもは逃げます。
準備しておくだけで、保湿の成功率はぐっと上がりますよ。
部屋と服でできる、乾燥対策
保湿剤だけでなく、まわりの環境も大事です。
部屋の湿度は40〜60%を目安に
暖房をつけた冬の部屋は、湿度が20%台まで下がることもあります。
温湿度計を1つ置くと、「今日は乾いているな」と目で分かります。
加湿器がない時は、ぬれたタオルを干したり、洗濯物を部屋に干したりするだけでも違います。
ただし、湿度の上げすぎはカビやダニのもとになります。
60%をこえないくらいがちょうどいいです。
暖房の風が、子どもの寝る場所に直接当たらないようにするのもポイントです。
服と寝具
チクチクするウールやセーターは、かゆみのもとになります。
肌に直接ふれる肌着は、綿など肌ざわりのいいものを選びましょう。
服のタグがこすれて赤くなる子もいます。
気になるときは、タグを切ってしまってもいいですよ。
布団のかけすぎで汗をかくと、そのあと冷えて、かゆみが増えることがあります。
寝る前の部屋の温度と、布団の量も見直してみてください。
爪は短く、まるく
かいてしまうのは、子どもの意思ではどうにもなりません。
だからこそ、爪を短くしておくことが大事です。
かいても肌が傷つきにくくなります。
爪切りを嫌がるときは、赤ちゃん・子どもの爪切りを嫌がるときの対応を参考にしてください。
冬に多い、場所別の困りごとと対処
全身のカサカサとは別に、冬になると決まった場所が荒れることがあります。
よくある4つを見ておきましょう。
唇のまわりが赤い(なめるクセ)
唇が乾くと、子どもはついなめてしまいます。
なめた直後はしっとりしますが、つばが乾くときに、もっと乾燥します。
これをくり返すと、口のまわりがぐるっと赤くなります。
「なめちゃダメ!」と言っても、なかなかやめられません。
それより、ワセリンやリップで先に守ってあげるほうが早く治りますよ。
食事のあとに口をふいたら、すぐに塗るのがコツです。
手の甲・指先のひび割れ
手洗いの回数が多い冬は、手がいちばん荒れやすい場所です。
洗ったあと、水気が残ったままだと、さらに乾きます。
タオルで指の間までふいてから、クリームを塗りましょう。
手洗いを嫌がらないコツは、子どもの手洗い・うがいの習慣づけにまとめています。
手足の指が赤く腫れてかゆい(しもやけ)
寒さと、ぬれた手袋や靴下で冷えることが原因になりやすいです。
雪遊びや水遊びのあとは、ぬれたものをすぐに替えて、ぬるま湯で温めましょう。
熱いお湯で急に温めるのはやめてください。
くり返す時や、水ぶくれができた時は受診しましょう。
おむつのまわりの赤み
おしっこやうんちの刺激と、おしりふきでこすることが重なると赤くなります。
おしりふきは押さえるように使い、ぬるま湯で流すのもおすすめです。
乾かしてから、ワセリンを薄く塗って守りましょう。
赤みが広がる、ぶつぶつが出る時は、カビの一種が原因のこともあるので受診してください。
「ただの乾燥」と「病院へ行くサイン」の見分け方
保湿で守れるのは、「乾燥」までです。
炎症(赤み・ただれ)が起きている肌は、保湿だけでは治りにくいです。
次のような時は、保湿だけでがんばらず、小児科か皮膚科へ行きましょう。

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※一般的な目安です。気になるときは、表にあてはまらなくても早めに相談してください(2026年11月時点)。
病院では、炎症をしずめる塗り薬が出ることがあります。
医師が必要だと判断すれば、保湿剤が処方されることもあります。
子どもの医療費の助成があれば、自己負担がかからない(または少ない)地域も多いです。
くわしくは乳幼児医療費助成(子ども医療費助成)の申請方法を見てください。
受診の時に持っていくもの・メモしておくこと
✅ 持ち物
□ 健康保険の資格確認ができるもの(マイナ保険証など)
□ 子ども医療費の受給者証(医療証)
□ お薬手帳
□ 今使っている保湿剤(実物か、写真)
📝 メモしておくこと
□ いつから、どこがカサカサ・赤いか
□ かゆみで夜に起きるか
□ 何を、1日何回塗っているか
□ 食べ物で悪くなる気がするか
□ 調子が悪い時の肌の写真(良くなっていても見せられるように)
肌は、受診の日にかぎって落ち着いていることがよくあります。
だから、ひどい時の写真をスマホで撮っておくのが、いちばん役に立ちますよ。
毎晩の保湿が続く家は「きっかけ」を決めている
保湿は、1日だけがんばっても意味がありません。
毎日、続けることで肌が守られます。
でも、疲れた夜に「さあ保湿」と思い出すのは大変ですよね。
続いている家は、親の気合いでやっているわけではありません。
「何をきっかけに塗るか」が決まっているんです。
人の習慣は、「きっかけ→行動→ごほうび」の3つがセットになると続きやすいと言われています。
心理学の分野で広く知られる考え方です(チャールズ・デュヒッグという作家が「習慣の力」という本で紹介しました)。
つまり、「いつ塗るか」と「塗ったあとのお楽しみ」を決めておくと、自然に続くということです。
きっかけの決め方の例

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※一例です。おうちの毎日の流れに合わせて、1つだけ決めてみてください。
大事なのは、すでに毎日やっていることの「すぐあと」にくっつけることです。
新しい時間をつくる必要はありません。
保湿剤を、そのきっかけの場所(脱衣所・洗面所)に置いておくだけで、忘れにくくなりますよ。
ゆっくり塗るだけで、親子のふれあいの時間に変わる
保湿は、「やらなきゃいけない作業」と思うとつらくなります。
でも、見方を少し変えると、毎晩の大切なふれあいの時間になります。
人の肌には、ゆっくりやさしくなでられた時に「心地いい」と感じやすい神経があることが分かっています。
イギリスのマクグローンという研究者たちが調べた考え方です。
速くこするより、ゆっくり、なでるようなスピードのほうが心地よく感じやすいそうです。
つまり、「こすらず、ゆっくり塗る」は、肌にもやさしく、気持ちにもやさしい塗り方なんです。
塗りながらかける声かけ例

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※一例です。お子さんの好きなものに合わせて言いかえてください。
顔を見合わせなくても話せるので、小学生は保湿の時間に学校の話をしてくれることもあります。
5分の保湿が、その日いちばんゆっくり話せる時間になるかもしれませんよ。
保湿は「パパの担当」にすると続きやすい
夜のお風呂から寝かしつけまでは、いちばんバタバタする時間です。
ママが一人で全部やろうとすると、保湿はつい後回しになりますよね。
そこでおすすめなのが、「お風呂上がりの保湿はパパの担当」と決めてしまうことです。
保湿は、特別な技術がいりません。
今日はじめての人でも、この記事の量の目安どおりに塗れば十分です。
しかも、毎晩ふれあえる時間なので、子どもとの距離も近くなります。
役割分担の例

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※一例です。ママ・パパを入れかえても、もちろんOKです。
平日はむずかしい家は、「週末はパパ」でも十分です。
大事なのは、「だれがやるか」を決めておくことです。
決まっていないと、「やってくれると思った」で、だれも塗らない夜が生まれてしまいますよ。
嫌がる・逃げる子に塗るコツ
「保湿しようとすると逃げる」は、本当によくある悩みです。
冷たい・ベタベタする・遊びを止められる、が主な理由です。
年齢別のコツ
0〜1歳:手のひらで保湿剤を少し温めてから塗りましょう。
冷たいと、赤ちゃんはびっくりしてしまいます。
1〜2歳:歌を1曲歌い終わるまでに塗る、と決めましょう。
子どもも終わりが分かって安心します。
3〜5歳:自分の手に少し出してあげて、「ひざは自分で塗ってね」と任せてみましょう。
自分でできた、がうれしい時期です。
小学生:「なぜ塗るのか」を一度だけ説明して、塗る場所は本人に任せます。
毎日言われると、かえってやらなくなりますよ。
逃げるときの3つの工夫
1つめは、選ばせることです。
「クリームとローション、どっちにする?」と聞くと、「塗らない」以外の答えが出やすくなります。
2つめは、ぬいぐるみに先に塗るまねをすることです。
「くまさんもツルツルになったね」と声をかけてから、子どもの番にします。
順番にすると、乗ってきやすいです。
3つめは、全部できなくてもいいと決めることです。
嫌がる日は、すねとほっぺだけでも大丈夫です。
0か100かではなく、「今日は30」でも続けることが大事ですよ。
これだけはやめておきたいNG3つ
NG1:熱いお湯で長湯して、ゴシゴシ洗う
体が温まって気持ちいいのですが、肌を守るあぶらまで流れてしまいます。
ぬるめのお湯で、手でなでるように洗いましょう。
NG2:もったいないから、保湿剤を薄くのばす
薄く塗っても、肌を守る膜になりません。
ティッシュがくっつくくらい、たっぷり塗るのが正解です。
NG3:赤くじゅくじゅくしているのに、保湿だけで様子を見続ける
炎症が起きている肌は、保湿だけでは治りにくいです。
かきこわすほど悪くなると、治るのに時間がかかります。
「1〜2週間保湿しても良くならない」が、受診を考える目安です。
今日からできる5つの実践
1つめは、脱衣所に保湿剤と着替えを置くことです。
お風呂から出たらすぐ塗れるように、場所を決めてしまいましょう。
2つめは、お風呂のお湯を1〜2℃下げることです。
42℃なら40℃に。
それだけで、肌のカサカサは変わってきます。
3つめは、部屋に温湿度計を置くことです。
数字で見えると、加湿のタイミングが分かります。
4つめは、保湿の「きっかけ」を1つ決めることです。
「お風呂のフタをしめたら保湿」など、毎日やっていることにくっつけましょう。
5つめは、ひどい時の肌をスマホで撮っておくことです。
受診の時に、とても役に立ちます。
よくある質問7つ
Q1. ワセリンだけで大丈夫ですか?
ワセリンは、肌に膜をはって水分を逃がさない力が強いです。
ただ、ベタつくので、全身に毎日塗るのは大変かもしれません。
全身はクリームやローション、唇や口のまわりはワセリン、と使い分けると続けやすいですよ。
Q2. 大人用の保湿剤を子どもに使ってもいいですか?
香りの強いものや、刺激になりやすい成分が入っているものは避けたほうが安心です。
無香料で、低刺激と書かれたものなら、家族で同じものを使っている家も多いです。
初めて使う時は、腕の内側など小さな範囲で試してみてください。
Q3. 保湿は1日何回すればいいですか?
基本は、お風呂上がりの1日1回です。
乾燥がひどい時期は、朝の着替えの時にもう1回塗ると変わります。
手は、手洗いのあとに塗るのが理想です。
Q4. 赤ちゃんのうちから保湿すると、アトピーを防げますか?
生まれてすぐから保湿するとアトピー性皮膚炎が減った、という日本の研究があります。
一方で、その後の海外の大きな研究では、予防の効果がはっきりしなかったものもあります。
つまり、「すべての赤ちゃんに予防効果がある」とは、まだ言えない状況です。
ただ、乾燥している肌を保湿で守ること自体は、肌のために大切です。
心配な時は、乳幼児健診や小児科で相談してみてください。
Q5. 薬局の薬と病院、どちらがいいですか?
乾燥だけなら、市販の保湿剤で十分なことが多いです。
赤み・ぶつぶつ・じゅくじゅくがある時は、病院を受診しましょう。
子どもの医療費助成がある地域なら、受診したほうが費用の面でも安心なことがあります。
Q6. 入浴剤は使ってもいいですか?
保湿成分が入った、香りの少ない入浴剤を使っている家もあります。
ただし、入浴剤だけで保湿が足りることはあまりありません。
お風呂上がりの保湿は、入浴剤を使う日も続けてください。
肌が赤くなったり、しみたりする時はやめましょう。
Q7. 夏になったら保湿はやめていいですか?
夏は汗や湿気で、冬ほど乾燥しない子も多いです。
カサカサしなければ、回数を減らしたり、さっぱりしたローションに変えたりしてOKです。
ただ、冷房の効いた部屋で乾燥する子もいます。
肌をさわってみて、ザラザラしていたら塗る、くらいでいいですよ。
🛍️ この記事のテーマに合う育児グッズ
冬の乾燥肌の保湿とお部屋の乾燥対策に役立つ、わが家で実際に使ってよかったアイテム👇
・健栄製薬 ベビーワセリン(全身保湿・無添加)
・ジョンソン ベビーローション 無香料 500ml ポンプ
・ママ&キッズ ベビー全身シャンプー(泡タイプ)
・HATUSOKU デジタル温湿度計(快適度の顔表示つき)
・上から給水できる加湿器 2.5L
その他の育児グッズは楽天ROOM(papasuta-room)にまとめています。
まとめ:今日から始める1つだけ
NGまず3つ回避
- 熱いお湯で長湯して、ゴシゴシ洗う
- もったいないから、保湿剤を薄くのばす
- 赤くじゅくじゅくしているのに、保湿だけで様子を見続ける
今日からできる5つの実践
- 脱衣所に保湿剤と着替えを置く
- お風呂のお湯を1〜2℃下げる
- 部屋に温湿度計を置く
- 保湿の「きっかけ」を1つ決める
- ひどい時の肌をスマホで撮っておく
今日からまず1つ:今夜、脱衣所に保湿剤を1本置いてください。お風呂から出たらすぐ塗れる場所にあるだけで、毎晩の保湿はぐっとラクになります。
子どもの肌が冬にカサカサするのは、肌のつくりから起こる、よくあることです。
あなたの育て方のせいではありません。
大事なのは、お風呂から出たらすぐ、たっぷり塗ること。
そして、赤み・じゅくじゅく・強いかゆみがあれば、がまんせず受診することです。
この2つさえ守れば、冬の夜のボリボリは、きっと減っていきますよ。
冬はかぜやインフルエンザも増える季節です。
子どもが熱を出したときの家庭でのケアや子どもがインフルエンザにかかったらも、あわせて読んでおくと安心です。
かゆくて眠れない夜が続く時は、子どもの寝かしつけのコツも役に立ちます。
食べ物で肌が荒れる気がする方は、赤ちゃん・子どもの食物アレルギーの基礎知識もどうぞ。
健診で肌のことを相談したい方は、乳幼児健診ガイドも見てみてください。
まずは今夜、脱衣所に保湿剤を1本、置いておきましょう。
参考(2026年11月に確認):日本皮膚科学会「皮膚科Q&A」、日本皮膚科学会・日本アレルギー学会「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン」、自治体の保健だより(保湿剤の塗り方・量の目安)をもとに、家庭向けに整理しています。