子どもへの声かけは「否定」より「提案」を|行動が変わる伝え方
【「ダメ!」よりも「こうしてね」で伝える子育て術】
子どもとの毎日は、まるで小さなコントの連続。
「さあ、お風呂だよ〜」と声をかけた次の瞬間、「バッシャーン!」
お湯が壁にも天井にも飛び散って、親は思わず「ちょっと!バッシャーンしないで!」と叫びたくなります。
でも、ちょっと待ってください。
実はその言葉、子どもにはあまり届いていないかもしれません。
こんなときに使いたいのが、「代わりの行動を教える」アプローチ。
つまり「それはダメ!」ではなく、「こうするといいよ」と教える方法です。
たとえば、冒頭の行動に対しては、「お湯に入るときはゆっくり座ってね」と伝える。
これだけで、子どもはどう動けばいいかが明確になり、次からの行動も変わってくるのです。
なぜ「否定形」では伝わりにくいのかというと、「ダメだよ」と言われても、「じゃあ、どうしたらいいの?」が子どもには分からないから。頭の中が「?」でいっぱいになってしまい、結局また同じことを繰り返してしまいます。
親が「飛び込むのはやめて!」と言っても、子どもにはその理由も、代わりの行動も分からずじまい。
これでは、お互いにストレスがたまってしまいます。
さらに注意したいのは、「話が長くなりがち」という点。
子どもが失敗したとき、「だから言ったでしょ、○○してって」「お風呂は静かに入らないと周りに迷惑がかかるんだよ…」とつい話が止まらなくなること、ありますよね。
でも、これも子どもには響きません。原則は「シンプルで明確に」。
余計な説明は置いておいて、一言「ゆっくり座ってね」と伝えるだけでOKです。
ご家庭によって価値観やルールは違って当然。たとえば、「少しぐらいならお風呂でバシャバシャしてもOK」と考えている家庭なら、「周りにお湯がかからないように、前を向いてパシャパシャしてね」と教えるのも良いでしょう。
ここでのポイントは、「どうしてほしいかを明確に、肯定的な言葉で伝えること」。
これはお風呂だけでなく、日常のあらゆるシーンで役立ちます。
ご飯のときに立ち歩いてしまう、スーパーで走り出す、靴を揃えない、などなど。
どんなときも「ダメ!」より「○○してね」と伝える練習を積むことで、子どもは徐々に“していい行動”が身についていきます。
そして、何より大事なのは、親も自分を責めすぎないこと。
「また言っちゃった」「つい怒鳴ってしまった…」と落ち込む日があっても、完璧な親なんていません。
少しずつ「青カード」の言い方を取り入れていけば、それだけで十分前進です。
「ゆっくり座ってね」「前を向いて入ってね」「静かにお湯に入るよ」。
たった一言が、子どもとのやりとりをぐっとラクに、そして楽しいものに変えてくれます。
今日のお風呂タイム、ぜひ試してみてください。
にっこり笑顔が返ってくるかもしれません。
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