「いい子」に要注意?本音を引き出す育て方

「いい子」は危険?子どもの本音を大切にする育児のすすめ

目次

【「いい子」で育てるリスクとは?思春期に爆発しないための親のかかわり方】

「うちの子は手がかからない、いい子で助かってます」──そんな言葉にホッとするママやパパも多いでしょう。

でもちょっと待ってください。その“いい子”、本当に“その子自身”の姿でしょうか?

実は「いい子」は、親や周囲の期待に応えようと、無意識のうちに“理想の子ども像”を演じてしまっている可能性があります。

これは一見ありがたいように見えて、将来的に大きなリスクを抱えてしまうケースもあるのです。

■ 「いい子」は“都合のいい子”になってしまう?

子どもが「いい子」でいることに過剰に慣れてしまうと、知らず知らずのうちに「親にとって都合のいい子」を演じるクセが身についてしまいます。

たとえば、自分のやりたいことを言わずに親の期待に沿う進路を選んだり、「イヤ」と言えずにずっとガマンし続けたり…。

それは、まるでずっと舞台の上に立って、脚本通りに役を演じているような状態。

本人にとっては“本心”を抑えたまま長く暮らしているようなもので、心のどこかに“本当の自分”とのズレがどんどん蓄積されていくのです。

■ 思春期に“感情の大地震”が起こる理由

この“ズレ”は、いわば地殻のプレートのひずみのようなもの。

時間とともに見えない場所で蓄積されていき、ある日ドカンと“思春期の地震”として爆発します。

それが、不登校や過度の反抗、無気力、時に非行などの「突然変わったように見える」行動です。

親からすれば「えっ、あんなに“いい子”だったのに、どうして?」となるわけですが、実際はずっと前から心の奥でくすぶっていた“本音”がようやく出てきただけ。

この時期は、自分だけの価値観を築くために、親の価値観をいったん疑うことが必要になります。

これは成長の証でもあるのですが、「これまで親の期待に応えてばかりいた子」ほど、そのギャップが大きく、反発や混乱が強く出やすいのです。

■ 「いい子」にしなくても、ちゃんと育つ

じゃあどうすればいいの?というと、答えはシンプル。

「いい子」に育てようとしすぎないこと。

もちろん基本的なマナーやルールを教えるのは大切ですが、それよりももっと大事なのは「子どもが安心して本音を言える空気」を家庭の中に作っておくことです。

たとえば「今日は学校どうだった?」と聞いて「つまんなかった」と返ってきても、「そんなこと言わないの!」と叱るのではなく、「そっか、何がつまんなかったの?」と受け止めてみましょう。

感情を否定されない経験が増えると、子どもは“本当の気持ち”を口に出すことに抵抗を感じなくなります。

そしてそれが、思春期に入ってからの大きな爆発を防ぐための“安全弁”になるのです。

■ 子どもにとって「いい親」ってどんな人?

子どもが親に求めているのは、何でも完璧にこなすスーパーマンではありません。

むしろ「失敗しても、落ち込んでも、ちゃんと話を聞いてくれる存在」です。

「今日はイライラしちゃったけど、また明日からがんばろうね」と親が素直に気持ちを伝える姿は、子どもにとって“本音を出してもいいんだ”という安心感につながります。

大切なのは、「この家なら、どんな自分でも受け入れてもらえる」と思える環境づくり。

そう思える場所がある子どもは、思春期もおだやかに乗り越えていきやすいのです。

■ まとめ:子どもを「いい子」ではなく「本当の自分でいられる子」に

「いい子」でいることが必ずしも悪いことではありません。

でも、その裏に「本音を言えない」「自分を出せない」という感情が隠れていないか、親はいつも気にかけてあげたいもの。

子どもが本音を出すとき、それが愚痴や文句であっても、それは“信頼している証拠”です。

表面的な「いい子」より、内面から育つ“自分らしさ”こそが、これからの社会でしなやかに生き抜くための力になります。

今日から少しだけ、「いい子」じゃない部分にも目を向けてみませんか? 

その中に、子どもが本当に伸ばしたい“芽”が隠れているかもしれません。

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【終わりに】

これで「 「いい子」に要注意?本音を引き出す育て方 」を終わります。

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